胸鎖乳突筋への虚血圧迫法
下記の記事について、虚血圧迫の方法について本文より抜粋します。
治療群の全被験者は、各セッション間に1日の間隔をあけて8日以内に4回の虚血圧迫を行うことで管理された。
虚血圧迫を行う際には、理学療法士の親指と人差し指の間にMTrPを挟んで把持した(下図参照)。同じ理学療法士がMTrPを診断し、すべての介入を行った。
頭痛パターンを再現する前に、虚血圧迫のための持続的かつ一定の圧力を最大許容レベルまでかけた。痛みが約50%減少した後、圧力を再び最大許容レベルまで上昇させた。
各治療セッションでは、この工程を3回、30〜60秒かけて行った。各工程の間の30秒の間隔も考慮した。
頭痛パターンが再現され、痛みが消失し、虚血圧迫開始から60秒以上経過した場合、虚血圧迫は中止された。